" Meditation "
「黙想」
デザインソースは1674年にフランス リヨンで束ねられた「黙想」の書
“MEDITATIONS
sur les principales Veritez Chretiennes,et Ecclesiastiques”
の各章の最終ページに刷られた花籠の版画イメージより抽出した
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“ Meditation ” 「黙想」を捉える上で、
画家フィンセント・ファン・ゴッホが妹ウィレミーンへ記した手紙の一節より引用する
『ああ、ミレー!ミレー!何と見事に彼は人間性を描き出し、親密であるとともにしかも厳粛な或る高貴さを描いたことだろう。それに今日の時代では、ミレーが涙を流しながら絵を描き始めたこと、ジョットやアンジェリコが膝まずいて描いたこと、悲しみと同情に心ふさがれたドラクロワが……ほとんど微笑みながら、描いたこと、それを思わなければならぬ。われわれ印象派はすでに彼らにならって描くべきではなかろうか。人生の戦いにまみれながらも……「革命の息が奪い去ったものをだれが魂に返すであろうか。」これは他の世代の詩人が発した絶叫であるが、まるでわれわれの今日の虚弱さ、疲弊、錯乱を予感しているようだ。ぼくはよくいうのだが、ぼくらはベルギーのアンリ・コンシアンス老のように新鮮だろうか。彼はいう「ああ、それだから私はブリュッセルでの成功を喜んだのだ。それというのも、畑の静かな畦道を見ると、いまは堕落した子供になったことを感じながらも、あのアントワープのカンピーヌ地方をときどき思い出そうとするからだ。」
遙かにそんなことを考えながら、ぼくは自分をとり戻したい、また鄙びた向日葵の絵には感謝の気持が出ていても、結局ぼくの絵は不安の絶叫のようだという訳を弁じてみたい気持を感じる。ぼくの考えはこのようにまだ論理的に徹底しない__ 百姓たちがやっているようにパンが一片いくらでコーヒーが四分の一リットルいくらだという計算の仕方を覚える方がまだいいのだ。ミレーは茅屋に住んで、誇りだの芸術家の無軌道ぶりを知らない百姓たちともっぱら交わって、模範を示した。
だから仕事に無暗と熱をあげるよりはいささかの知恵をもつこと__ そのときはそのときの話だ。』
フィンセントの末妹ウィレミーン・J. V. ゴッホ への手紙
みすず書房「 ファン・ゴッホ書簡全集 6 」
W20〔サン・レミ 一八九〇年 二月半ば〕
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“INDIVIDUALISM/DIVIDUALISM”
複雑化していく現代社会を生きる私たちが 他者に向き合う上で 持つ「多面的内面性」の一つ一つにクローズアップし、それぞれを象徴的造形としてデザイン。
「生きやすさ」のヒントを思考するシリーズ。
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素材 : K10YG or 925 SILVER , Linen ribbon
*画像3枚目の左はK10YG素材
Meditation
ONE SIZE | motif : W 20mm・H 24mm・ T 1.5 mm / length : 100 cm





























